嶽心荘再生計画 -日本の美の力で、人と地域のよみがえりと輝きを
■ 倒壊の危機
「茅葺き屋根(かやぶきやね)」は、
嶽心荘の美しさを引き出す重要な要素です。
それは、横山大観 画伯のこだわりの一つでもありました。
しかし、私たちが引き継いだ時点で、すでに茅の劣化は激しく、写真のような危機的な状態でした。
■ 深刻な雨漏り発生。当面は緊急度の高い工事を優先します。
2011年7月、深刻な雨漏りが発生しました。
この雨漏りにより、嶽心荘は「絶体絶命の状態!」であることがわかりました。
迅速で確実に倒壊の危機を遠ざけ、今以上の損壊を防ぐ目的で、
「トタン屋根」に改修しました。
当面の間は、こうした緊急度の高い工事が優先されます。
■ 茅葺き屋根は、あきらめません。
『嶽心荘プロジェクト』では、横山大観 画伯の美の伝統を引き継いでいきます。
ですので、茅葺き屋根をあきらめるつもりはありません。
茅葺き替え作業は、茅葺き技術と日本文化を後世に伝えていく貴重なものです。
職人を中心に、たくさんのサポーターと行いたいと考えています。
最終段階では、周辺一帯を「温泉と摘み草料理の『いのちの里』」として整備し、
同時に、里の生物多様性の保全を実現していきたいと考えています。
ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
■第1次 目標金額『1000万円』
■募金の使い道
・屋内改修
・建具再生(鉛入りガラスの保存)
・浴室改修
・土壁の塗り直し
・庭の再生(樹木の保存とお手入れ)
・下水道整備
■第2次 目標金額『2000万円』
■募金の使い道
・茅葺き屋根再生
■事業計画
①職人コンペティション
②作業メンバーとバックアップメンバーの募集
③茅葺き替え作業
④事業報告会